令和7年1月1日付で福田寺45世住職の任を拝命いたしました。
当山の護持興隆に尽力いたしますので 今後とも宜しくお願い申し上げます。
新住職 髙垣浩然 拝
令和7年1月1日付で福田寺45世住職の任を拝命いたしました。
当山の護持興隆に尽力いたしますので 今後とも宜しくお願い申し上げます。
新住職 髙垣浩然 拝
1月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。
5日午後
10日午前
13日午後
19日午後
23日午前
25日午後/2時より写経会のため本堂内拝観不可
【午前:9時~11時半】
【午後:1時~4時頃】
*対応不可の日 : 1-3日
*書置き/預りのみ6,8,15,20,21,26,27日
🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。
🔶ご希望があれば12月の御朱印も日付抜きで授与いたします。
🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)
また郵送対応も引き続き行います。
🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。
*写経会の詳細は こちらから
【今月の掲示板】
あけましておめでとうございます。
新春のお慶びを申し上げますとともに、皆様にとって佳き年となりますようお祈り申し上げます。
本年は巳年ですが、蛇にはどんなイメージをお持ちでしょうか。「怖い」「気持ち悪い」などマイナスのイメージがある方もおられると思いますが、一方で「神の使い」「金運招福」というようなプラスのイメージもあるようです。
仏教では煩悩の一つである瞋恚(怒り、憎しみ)を表す動物として蛇が使われます。また弁財天という仏様はもともとインドのサラスヴァティーという水神でしたが、仏教に取り込まれ、さらに日本的な変容の中で、その化身は蛇とされました(神仏習合で蛇神である宇賀神と一体とされることもありました)。蛇が水辺を好むことや、くねくねした姿が川を連想させる等、「水」を共通として融合されたと考えられます。生物学者・民俗学者の南方熊楠によると、日本では蛇はもともと水辺を住処とすることから水の主、ミヅチと呼ばれ、巳をミと読むのもこれに由来するようです。
「心如水(心は水の如し)」という言葉があります。水は身近でありながら、供養に捧げられる「神聖」「清らか」という一面もあります。私たちの心は貪りや怒り、我欲など煩悩が多く現れますが、もとより清らかであり、波紋はたってもまた元通りになるはずなのです。
また、「水は方円の形に随う」という言葉があるように、どのような形の器にも自らを合わせ変化させます。これが硬い氷ならば、器に合わせることはできません。この柔軟性も水から学ぶ心のありようかと思います。
実(ミ)のある一年になるよう精進したいと思います。
合掌
◯片面「大慈」
1月から1年間阿弥陀仏にまつわる用語を揮毫します。
大慈とは、大いなる慈悲のことであり阿弥陀如来が全ての衆生を救わんとする慈しみです。
◯見開き「弥陀三尊」
弥陀三尊とは阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩を指します。
当山では弥陀三尊をご本尊として祀っております。
左面は1月の和風月名「睦月(むつき)」を書き入れています。正月に親族が集まり睦ぶ(親しくする)の意です。
◯写経奉納限定御朱印
蛇の土鈴とみかんを頭にのせるネコです。
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
◯来寺限定御朱印
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉です。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
水と縁の深い蛇、巳年にちなんで「心如水(心は水の如し)」と揮毫させていただきます。水は身近でありながら、供養に捧げられる「神聖」「清らか」という一面もあります。また、「水は方円の形に随う」という言葉があるように、どのような形の器にも自らを合わせ変化させます。この柔軟性も水から学ぶ心のありようかと思います。
金運と福を招くと言われる蛇の縁起にちなみ、金の和紙にて授与させていただきます。
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月12日…総代会
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月8日…花まつり(釈尊降誕会)
・8月…棚経(盆参り)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
【12月の写経会は28日です】
*写経会の詳細は こちらから
【今月の掲示板】
急激に朝晩の冷え込みが厳しくなりました。長い夏が終わったと思ったら、急に冬になってしまいましたね。年々短くなっているような「秋」が来年はどうなるのかと今から心配です…。
さて、12月8日はお釈迦様がさとりを開かれた記念日、「成道の日」です。インドの釈迦族の王子であったお釈迦様は、身分を捨てて出家し、6年にも及ぶ厳しい修行の末さとりを開かれました。最も過酷な苦行の一つである断食を長年続けられ、その身は骨と皮だけのようなお姿だったと伝わります。ただしお釈迦様はこの苦行や断食行によってさとりを得られたわけではありません。むしろ苦行は正しいさとりへの妨げとなることに気づかれたのです。そしてナイランジャナー川で沐浴し体を清めたのち、幸運にも村娘スジャーターに出会い、彼女から乳粥の供養を受けられました。英気を養ったお釈迦様は菩提樹の下に座り、ついに正覚を得、成道を完成されました。ですからこの12月8日は仏教の始まりの日でもあります。
そもそも、お釈迦様がなぜ王位を捨て、妻子とも別れ、出家したかをご存じでしょうか。その契機は「四門出遊」の伝説として語り継がれます。
お釈迦様が若き王子であった頃、馬車に乗って遊園に出かける折、城の東門を出ると「老人」を見、次の外出では南門で「病人」、また次には西門で「死人」を目の当たりにされました。そのたびにお釈迦様は「あれはなにか」と従者に問いかけられたと言います。「老病死」が誰しも避けられない苦しみであると知ったお釈迦様は大いに心悩まれたそうです。最後に北門を出たときに円満な出家修行者を見て、自分の求める道はこれに違いないと決意された、という逸話です。
東から南、そして西へという方角は太陽が昇り沈む方角でもあります。まさに抗えるものではなく老病死はやってきます。生きる上でこの苦しみは避けられませんので、これを仏教では「生老病死」の四苦と呼びます。苦とは「思い通りにならない」ということでもあります。
老病死の苦悩は現代の私たちにも当てはまるものであり、また生きる上での苦悩は物質や情報があふれている分、複雑化しているようにも思います。お釈迦様は「応病与薬」と言われ、病気、病状に合った薬を出す医者のごとく、その人の苦悩に応じて教えを説かれました。だからこそ多くの教えが残されていて、どんなきっかけでも入口があるのが仏教のように思います。
お寺に来るとつい悩みや愚痴が出てしまうという方もいらっしゃいます。お釈迦様のようにという訳にはいきませんが、私もなるべく仏様の教えをもとに悩みの解消にお役立ちできればと思っております。改めて「成道の日」に当たり、お釈迦様の教えに感謝したいと思います。
合掌
①片面「雪月」
12月の異称です。早くも雪の季節になりましたね⛄️
雪が積もった椿と網代笠姿のお地蔵様です。
②見開き「成道の日」
12月8日はお釈迦様がさとりを開かれた成道(じょうどう)の日です。さとりの直前に乳粥を供養したスジャータ、菩提樹とお釈迦さまをイメージしました。
③見開き書置き「百人一首/山部赤人」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
「田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ」
【田子の浦の海辺に出て仰ぎ見ると、白い布を掛けたような真っ白い富士の高嶺が見え、そこに雪が降り続いていることよ】
作者の山部赤人、奈良時代初期の宮廷歌人です。
霊峰富士の神々しいばかりの真っ白さと田子の浦の青の対比が際立ちます。
初めて富士山を遠く望んだ時の感動が思い起こされるようです。
④写経奉納限定御朱印
おでんと大掃除をする猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
⑤来寺限定御朱印
1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月14日…総代会
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。
朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。
12月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。
6日午後
8日午後
13日午前
17日午前
21日午後
22日午後
28日午後/2時より写経会のため本堂内拝観不可
【午前:9時~11時半】
【午後:1時~4時頃】
*対応不可の日 : なし
*書置き/預りのみ2-4,7,11,12,19,24,27,29-31日
🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。
🔶ご希望があれば11月の御朱印も日付抜きで授与いたします。
🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)
また郵送対応も引き続き行います。
🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。
また郵送対応も引き続き行います。
11月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。(アップロードが遅くなりました。申し訳ありません)
4日午前
10日午前
14日午前
16日午後/2時より写経会のため本堂内拝観不可
18日午後
25日午前
【午前:9時~11時半】
【午後:1時~4時頃】
*対応不可の日 : なし
*書置き/預りのみ3,5,9,12,13,19,20,28,30日
🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。
🔶ご希望があれば10月の御朱印も日付抜きで授与いたします。
🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)
また郵送対応も引き続き行います。
🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。
【11月の写経会は16日です】
*写経会の詳細は こちらから
【今月の掲示板】
紅葉が楽しみな季節になりました。美しい紅葉を表す言葉として「綾錦」があります。まるで山が錦の衣をまとったかのような様子です。木々の紅葉を間近で見るのもいいですが、山々が色づく様を遠くから眺めるのもまた格別の趣ですよね。
さて、先日は衆議院選挙が行われ、与党自民党は「政治とカネ」の問題を念頭に、「ルールを守る」という公約を掲げましたが、過半数割れとなりました。集団や組織には必ずルールがあり、それを破れば罰則があることも少なくありません。これは仏教教団でも同じであり、「戒律」と呼ばれます。戒律、規則というと堅苦しく、不自由に思われるかもしれませんが、「交通規則」がない道路を安心して歩けないように、規則がなければ集団生活は立ち行かなくなります。
実は戒律は「戒」と「律」、それぞれ別のものを指します。「戒」は個人の自発的な道徳的規範であり、「律」は他律的な教団としての規則です。一般社会生活をする在家信者には律はありませんので、5つの戒(五戒)が決められていました。
どうでしょう、自信をもって全部守れているという方はおられるでしょうか。恥ずかしながら私は「はい」とは言えません。「してはいけない」と理解しつつもコントロールできていないのです。ただ、もし「してはいけない」とも思っていなければコントロールどころか、破滅の道を進んでいくでしょう。「戒」は船の碇のようなものだと思います。停泊している船もフラフラと流されてしまったとき、碇がなければ元の位置に戻って来られません。「戒」を守ることに努めるのだけではなく、破戒を反省し、初心に戻るのもまた仏道だと思います。
宗祖一遍上人は、私たちは皆凡夫であり、戒を守ることもままならず、そのような者がたどれる道は念仏の道しかないと説かれました。念仏の教えの第一歩は自分が凡夫であることを自覚することから始まるからです。凡夫こそ救ってくださる阿弥陀様を感謝し、共に念仏の道を歩んでいきましょう。
合掌
①片面「綾錦」
綾と錦、上質な絹織物を指すことから、美しい紅葉を表現する言葉として使われます🍁
②見開き「小春日和」
春の様な穏やかで暖かな天気のことで、春の文字がつきますが、晩秋から初冬の季語です。
秋のぽかぽか陽気は本当に気持ちいいですよね☺️🍂
③見開き書置き「百人一首/後京極摂政前太政大臣」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに
衣かたしき ひとりかも寝む」
【コオロギが鳴く寒い霜夜に、むしろの上に自分の衣の袖を敷いて、独り寂しく寝るのだろうか】
作者の本名は藤原良経。奥さんに先立たれた直後に詠んだ歌です。平安時代は男女が共に寝る際はお互いの衣の袖を敷いて枕代わりにしたそうです。
④写経奉納限定御朱印
サザンカの花と落ち葉から顔を覗かせる猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
⑤来寺限定御朱印
1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月14日…総代会
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。
朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。
【10月の写経会は26日です】
*写経会の詳細は こちらから
【今月の掲示板】
「暑さ寒さも彼岸まで」。先人の言葉通り、ようやく秋の気配が訪れました。今年、京都市は猛暑日(35℃以上)が54日、熱帯夜(夜間25℃以上)が64日を数え、最多記録を更新したそうです。いずれも3年前の数倍程ですので、本当に暑い夏でした……。
さて、今月の御朱印には稲穂とカカシの消しゴムはんこに「一粒万倍」の文字を入れさせていただきました。月替りの御朱印を初めてから4度目の10月を迎えたのですが、実は毎年稲穂の御朱印を作っています。福“田”寺ですから稲穂の実りはどうしても外せません。今後も「福実る寺」のキャッチフレーズを推していきたいと思っています。先程の「一粒万倍」と聞くと、多くの人が「一粒万倍日」を思い浮かべるのではないでしょうか。運勢がいい日として、宝くじ売り場などでも盛んにアピールされていますね。実はこの一粒万倍はもともと仏教の言葉に由来します。
『報恩経』という経典に「世間に利を求むるは、田を耕す者に先んずるはなし。一を種えて万倍す。」(世の中で利福を求めるならば、田を耕す者が一番となろう。一粒の籾を植えて万倍もの稲穂を実らせるからだ)とあり、これが一粒万倍の語源だと言われます。
「少しの元手で大きな利益を得ること」の譬えとされていますが、もう少し踏み込めば一つの種籾とは一つの善行だと考えられます。すなわち一つの善行をすることによって、万倍の利が自分に返ってくるということです。
仏教は「善因善果」「悪因悪果」を説きますので、善い行い、悪い行いは原因として、善果悪果のいずれかを生みます。中には善人が早逝したり、悪人が長寿を全うしたりと、懐疑的に思われるかもしれませんが、善悪の結果が現世で現れるか、来世で現れるかは分からないのです。ですが、いずれどのようなかたちであれ因果の報いを受けることになります。悪行をしない人間などいませんが、少しでも善行を積む努力が大切なのだと思います。そして結果を生むもう一つの要因が「縁」です。縁とは間接的な要因であり、稲でいうところの土や水、太陽などです。何事にも多くの縁が合わさって結果を生むということも忘れてはなりません。
かのメジャーリーガー大谷翔平選手は練習中や試合中にグラウンドやベンチのゴミ拾いをたびたびしています。その理由は「人が捨てた“運”を拾っている」からだそうです。人並ならぬ努力だけでなく、善行や善き縁もあの素晴らしい活躍を支えているのでしょう。
合掌 『10月 125号 一粒万倍』
①片面「秋の香」
ようやく秋らしくなりましたね🍄
キンモクセイの香りが漂うのももうすぐでしょうか🍃
②見開き「一粒万倍」
吉日として知られていますが、元々は仏教に由来し「一粒の種から万倍もの実りが得られる(一つの善行から大きな善果が得られる)」という意味があります。詳しくは今月のお便りをご覧ください🙏
③見開き書置き「百人一首/中納言経信」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
風に吹かれる稲穂をイメージしています。
「夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く」
【夕方になると家の前の田んぼに秋風が訪れ、稲葉が音を立てる。この芦葺の家にも秋風が吹き渡ってきたことだ。】
④写経奉納限定御朱印
モンブランと芋掘りをする猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
⑤来寺限定御朱印
1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月14日…総代会
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。
朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。
10月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。
8日午後
10日午前
13日午前
19日午後
21日午前
26日午後(写経中は堂内拝観不可)
【午前:9時~11時半】
【午後:1時~4時頃】
今月の写経会:26日午後2時
*対応不可の日 : なし
*書置き/預りのみ:4,6,9,11,12,15,16,22,27,29-31日
🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。
🔶ご希望があれば9月の御朱印も日付抜きで授与いたします。
🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)
また郵送対応も引き続き行います。
🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。
【9月の写経会は28日です】
*写経会の詳細は こちらから
【今月の掲示板】
「中秋の名月」。お月見をしてお団子を食べるというイメージがある慣習ですが、なぜ9月なのでしょうか。秋の月が美しいと言われるゆえんは、空気と月の高度だそうです。秋の空気は春夏に比べて水分量が少なく乾燥しているため、空気が澄んで月をくっきりと映し出すのです。また、年中同じ姿を見せる月ですが、高度は変わります。夏は低く、冬は高いのです。低ければ山に隠れてしまう、また地上の埃などの影響で本来の月の明るさが失われてしまいます。逆に冬は高度が高すぎて月見には不向きということから、秋が最も月が美しく見え、月見にふさわしいとされるのです。
中秋の月見はもともと中国の習慣であり、平安時代に日本に入ってきたとされます。貴族が詩歌や管絃を楽しみながら、月を鑑賞したそうです。もちろんまだ庶民にはこのような習慣は広まっていません。ちなみに、平安時代初期に成立した『竹取物語』では、かぐや姫が月を見て物思いにふけっていると、「月を眺めてばかりいるのは良くないことです」とある人がいい、それでもかぐや姫が月を眺め感傷にふけるので、竹取の翁も「月を眺めてはいけない。物思いを増すだけだ」と注意しています。のちにかぐや姫は月の住人であること、月で罪を犯し罰として人間界へ送られたことが明かされ、月へと連れ帰されました。ここでは月は穢れのない世界=あの世を表し、穢れのあるこの世と対比で描かれます。月自体が「暗黒の夜に浮かぶ」「不気味に満ち欠けがある」と考えられ、この世の外のものとして捉えられたのかもしれません。
仏教の世界では、満月は欠けるところのない円満な姿から、真如(普遍的な真理・仏の世界)の象徴とされます。お釈迦様の入滅を描く「涅槃図」にも月が必ず描かれます。月の皓々とした光は古代から変わらず人を惹きつけるのです。月の光と同様に仏様の慈悲の心は私たち一人一人に届いています。ただし天を見上げなければその光に気付くことはありません。
宗祖一遍上人は「曇りなき 空はもとより へだてねば こころぞ西に ふくる月かげ」と詠んでおられます。「雲のない晴れ渡った空のように仏法の光は隔てがない。だから誰しも心は平等に更けていく月影とともに西方極楽浄土に向かうのだ。」との意です。「死」や「死後」は誰もが不安に思うものです。だからこそ西方浄土で仏様や故人、ご先祖様に逢うことができる念仏の教えが、心強く、有難く感じられます。
合掌
①片面「お月見」
お月様が美しい季節ですね。ススキと月見団子のハンコを押しています。
②見開き「曼珠沙華」
彼岸花の別名です。古代インドのサンスクリット語でmanjusaka の漢訳で、仏典では祝いの印として天界から赤い花が降るとされます。
③見開き書置き「百人一首/文屋朝康」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
秋の野、風に吹かれるコスモスと白露をイメージしています。
「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける」
【草葉の白露に、風が吹きつけている秋の野は、紐に通していない玉が散りこぼれているようであるよ】
④写経奉納限定御朱印
キクの花と敬老の日の猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
⑤来寺限定御朱印
1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月14日…総代会
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。
朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。