~今月の行事~
【写経会:28日14時より】*写経会の詳細は こちらから
6月 133号 晋山式を終えて(PDF)
【今月の掲示板】
『晋山式を終えて』
一気に夏の気配となりました。梅雨に向かって蒸し暑い日が続きそうです。この時期は体調を崩す方も多いようですので、くれぐれもご自愛ください。
さて5月11日に住職の退任式・晋山式を無事に終えましたことをご報告させていただきます。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
当日は雨も降らず暑すぎずという、願ってもない天候に恵まれました。
庭儀式(行列)では、先導の座検役に続き、錫杖、雅楽、稚児という清めを担う方々に前方を歩いていただきました。その後方を宗内寺院様、新命住職、総代様、檀信徒様が続きました。雅楽はご近所の市比賣神社の雅楽会様にお願いし、清らかな音色を奏でていただきました。稚児役はお檀家様と友人のお子様、そして私の娘にも勤めてもらいました。それぞれ楽しんで参加してもらえたようで、私は周りを見る余裕は全くなかったのですが、後から笑顔の写真を見て安心しました。
本堂では前住職の退任を奉告する十念、新住職の新命に向けた誓いと十念など、様々な次第を行いました。
当日までの準備は想像以上に大変で、「結婚式みたいですね」と言われましたが、そう言われると新郎役と式場プランナーを両方やっているようなものだったかもしれません。
ただ宗内寺院様が一丸となって法要を支えてくださったことやお檀家様の「来てよかったです」というお声がとても心に残り、この日を無事に終えることができ本当に感謝とお礼の気持ちで一杯です。もちろんご参列が叶わなかった方々からも多くのご祝意をいただき、本当に有難く存じます。
先輩住職様からはこれからが本番、始まりだというお言葉をいただきました。前号で申しましたように初心を忘れることなく今後も福田寺の護持発展、皆様のご多幸に寄与できるよう精進していきたいと思います。どうぞご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。
合掌
・当月限定御朱印
◯片面「露命」
〈1月より阿弥陀如来にまつわる用語を揮毫しています〉
露命とは、人の命の儚さを、今にも落ちそうな露の様子に例えた言葉です。
宗祖一遍上人は、露のように消えやすいこの身命だからこそ、ただ今を大切にし念仏に励むことを説かれています。露が落ちれば、皆すべて阿弥陀如来の大海に溶けこむのですから後生は心配しなくてよいのです。
◯見開き「弥陀三尊」
弥陀三尊とは阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩を指します。当山では弥陀三尊をご本尊として祀っております。
和風月名の「水無月(みなづき)」は「水の月」が転じたといわれます。消しゴムハンコのモチーフは紫陽花と和傘です。
◯写経奉納限定御朱印
窓際で雨を見る猫とホタルブクロです。
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
◯来寺限定御朱印
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉です。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
・晋山記念御朱印
令和7年5月11日の晋山記念の御朱印を授与します
- 晋山記念御朱印(散華付き・1000円)書置きのみ
*書置きのみ(和紙の種類はランダムです)
*100体限定です
*授与の日付は入りません
*郵送の方は事前にお問い合わせください
〜 瑞気集門 〜
瑞気とはめでたい気、その気がお寺に集まることを願い揮毫させていただきました。お寺という場所は多くの方の心の拠り所であり、ご縁が結ばれる場所であると思っております。この瑞気は人と人とのご縁により濃いものとなり、それが福田寺の護持発展、ご参拝いただいた方々の幸福につながるものと信じております。
・当年限定御朱印
水と縁の深い蛇、巳年にちなんで「心如水(心は水の如し)」と揮毫させていただきます。水は身近でありながら、供養に捧げられる「神聖」「清らか」という一面もあります。また、「水は方円の形に随う」という言葉があるように、どのような形の器にも自らを合わせ変化させます。この柔軟性も水から学ぶ心のありようかと思います。
金運と福を招くと言われる蛇の縁起にちなみ、金の和紙にて授与させていただきます。
>「京都時宗道場御朱印巡り」
年間行事予定(令和7年)
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月12日…総代会
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月6日14時…花まつり(釈尊降誕会)
・
・8月…棚経(盆参り)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)