2月のお便り(令和8年・141号)

~今月の行事~

【写経会:2月28日14時〜】

*写経会の詳細は こちらから

 

【掲示板】

 

『十二光仏』

早いもので2月を迎えました。厳しい寒さが続いており、積雪の大変な地域もございます。皆様安全第一でどうぞお過ごしください。

さて「十二光仏(じゅうにこうぶつ)」という仏様をご存知でしょうか。実は、「十二光仏」という名の仏様がいらっしゃるわけではなく、「阿弥陀仏」の光明のはたらきを十二の徳として表した別称(無量光仏、無辺光仏、無礙光仏、無対光仏…等々)の総称です。それぞれが、私たち凡夫を照らし、包み、導く阿弥陀様のはたらきを示しています。

また、宗祖一遍上人は、遊行の旅に携える最小限の持ち物を「十二道具」と定め、十二光仏それぞれの功徳になぞらえられました。日常で使用する道具に重ね合わせることで、念仏の教えを身近に感じつつ仏徳を思い起こすように、とのお心でしょう。また、道具とは物ではありますが、一遍上人にとってそれは、信心の姿をあらわす象徴でもありました。

十二道具の第一に挙げられるのが、引入(ひきいれ)、すなわち飯碗です。一遍上人は次のように示されます。

「南無阿弥陀仏。無量の生命、名号は法器なるを信ずる心、これ即ち無量光仏の徳なり。」

飯碗は、生命を繋ぐご飯を受け取る器です。同様に、名号は無限の生命を繋ぐ阿弥陀仏の力を受けます。生かされている命をそのまま受け取り、やがて念仏往生ののちには、阿弥陀仏の無量の生命に包まれると信じる。その心こそが、無量光仏の徳にほかなりません。

次に説かれるのが、箸筒であり、無辺光仏の徳を表します。

「南無阿弥陀仏。無辺の功徳、衆生の心に入るを信ずる心、これ即ち無辺光仏の徳なり。」

箸筒は、日々の食事に用いる箸を納める器です。箸は、一口一口ご飯を運び、命を支えます。その働きは、目立たずとも欠かすことができません。名号のはたらきもまた同じです。阿弥陀仏の功徳は限りなく広がり、衆生一人ひとりの心に確実に届きます。その広大無辺のはたらきを信じ、受け取る心が、無辺光仏の徳なのです。

十二光仏も十二道具も、特別な人のための教えではありません。ご飯をいただき、箸を使い、日々を生きる私たちの足元にこそ、阿弥陀如来の光はすでに届いています。道具を通して信心を見つめ直すとき、念仏は遠い救いではなく、今この命を照らす光であることに気づかされるのではないでしょうか。

今年は月替わり御朱印のテーマを「十二光仏」、「十二道具」としご紹介しています。ホームページでもご覧いただけますので、どうぞ毎月見ていただけますと幸いです。

合掌

 

・当月限定御朱印

令和8年2月限定御朱印(観梅・500円)

◯片面「観梅(かんばい)」

平安時代初めまでは、花見と言えば梅だったそうです。寒中に咲く香り高い花…。観梅しながら乾杯もオツですね〜🍻

今年の片面は、愛らしいお地蔵様とともに、ダジャレで楽しい御朱印にしていきたいと思います。

 

令和8年2月限定御朱印(無辺光仏・1000円・直書き可)

◯見開き「無辺光仏」

今年は、阿弥陀仏の別号である「十二光仏じゅうにこうぶつ」を一尊ずつ順に揮毫いたします。十二光仏とは阿弥陀如来の光明の働きを十二の徳としてあらわした尊称です。

宗祖一遍上人は、遊行の旅に携帯する最小限の持ち物を「十二道具」と定め、それぞれを阿弥陀如来の功徳になぞらえて示されました。
すなわち、日常で身近な道具を使うときにも、念仏の心、仏徳を思い起こすべしとの教えが込められています。

「南無阿弥陀仏。無辺の功徳、衆生の心に入るを信ずる心、これ即ち無辺光仏の徳なり。」

無辺光仏とは、広大無辺の光明を放つ阿弥陀如来の徳を表し、十二道具の箸筒が当てられました。
箸筒は、日々の食事に用いる箸を納める器であり、箸はご飯を運び、命を支える道具です。阿弥陀如来の功徳もまた限りなく広がり、光明は衆生一人ひとりの心に届きます。

その広大無辺のはたらきを信ずる心こそが、無辺光仏の徳にほかなりません。

 

写経奉納限定御朱印(500円・月替わり2月)

◯写経奉納限定御朱印

「みました」の消しゴムはんこを新しくしました✨

雪だるま/チョコを渡すネコです😸

お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)

 

来寺限定御朱印(500円・月替わり2月)

◯来寺限定御朱印

「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉です。

*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます

 

令和8年2月限定御朱印(涅槃会・1000円・直書き可)

◯令和8年2月限定御朱印「涅槃会」

2月15日の涅槃会を題材としております。

時宗に伝わる和讃「八相讃」の一節を揮毫しています。

「鶴林双樹のはるのそら 二月十五のあかつきに 声光あまねく十方の 五十二類をおどろかす」

鶴林双樹…沙羅の木々。釈尊入滅の際、白く花を咲かせた様子、またはいっせいに枯れた様子が鶴の姿のようであったことから鶴林とも呼ばれます。

五十二類…釈尊入滅の際に集った52種類のいきもの。人間をはじめ鳥獣虫魚など。

 

・当年限定御朱印

令和8年限定(1000円・慈愛の心)直書き可

◯慈愛の心

慈愛とは、相手の苦しみに寄り添い、幸福や安らぎを願う心です。
この御朱印を通じて、慈愛の心が自分自身、周囲の人にも広がりますよう願っております。

 

令和8年限定(1200円・一路疾駆)書置きのみ

◯一路疾駆

一路疾駆とは、迷うことなく一途に歩み、目標に向かって力強く進む心を表します。
この御朱印を手にする方が、自分の道を信じ、勇気をもって前へ進めますよう願っております。
金の和紙にて授与させていただきます。

 

>「京都時宗道場御朱印巡り」

 


年間行事予定(令和8年)

・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり

・毎月第4土曜日14時~17時写経会

・1月11日…総代会

・2月6日~3月16日…涅槃図公開(本堂公開日に限る)

・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

・4月6日14時…花まつり(釈尊降誕会)

・5月11日…住職退任式・晋山式

・8月…棚経(盆参り)

9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)