月: 2025年9月

令和7年10月の御朱印対応日

10月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。

2日午前

5日午後2時~

13日午前

18日午後2時~

25日午後 *14時より広間にて写経会あり

【午前:9時~11時半】

【午後:1時~4時頃】

*対応不可の日 : 月曜日(祝日は火曜日に振替)

*書置き/預りのみ:3,4,9,10,16,24,26,29,31日

🔶その他の空白の日は公式LINE、インスタのメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。

🔶ご希望があれば9月の御朱印も日付抜きで授与いたします。

🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

10月のお便り(令和7年・137号)

~今月の行事~

【写経会:10月25日14時〜】

*写経会の詳細は こちらから

 

【掲示板】

「10月 137号 月の光」(PDF)

 

『月の光』

朝夕は随分と涼しくなってまいりました。しかしながら気象予報では、10月も日中は暑さが続くようで、真夏日の予報も出ております。秋が短いようで残念ですが、だからこそ一日一日を大切に過ごしたいものです。

さて「中秋の名月」と申しますと旧暦8月15日の満月を指しますが、現在の暦では年ごとに日付が変わり、昨年は9月17日、今年は10月6日にあたります。十五夜というと9月の印象が強いですが、年によってずいぶんと違うものです。また日本には十五夜のほかに「十三夜」という月見の習慣もあります。十三夜は「後(のち)の月」と呼ばれ、収穫への感謝を込めて栗や豆をお供えする風習が伝わっています。今年でいうと11月2日がその日です。十三夜は満月ではありませんが、中秋の名月に次ぐ美しさとされ、古くより十五夜とともに愛でられてきました。どちらかしか月見をしない「片見月」は縁起が悪いといわれたのは、満ちた月ばかりでなく、欠けゆく月や満ちゆく月にも価値を見いだす、豊かな心のあらわれかと思います。考えてみれば、私たちの人生も常に満ち満ちているわけではありません。仕事や暮らしが思うようにいかず、不満を感じることがある。人との関係に悩み、心が欠けたように思える時もあると思います。また、年齢を重ねるごとに体は衰え、若い頃のように自由に動けなくなっていく。こうした経験は、誰もが避けて通れないものでしょう。

しかし、月は欠けてもやがて満ちてまいります。陰で見えない部分も、いずれは光に照らされますし、雲に隠れて見えない時も、光が消えたわけではありません。

宗祖一遍上人は次の歌を詠まれました。

ひさかたの 空にはそらの 色もなし

月こそつきの ひかりなりけれ

空には空自身の色というものはない。一方で、月(阿弥陀仏)は月自身の光を放ち、私たちを照らす。――このように解釈できると思います。私たちの世界は、空と同じで、常に価値観が移り変わります。他のものや人と比べては「足りない」「欠けている」と思ってしまう世界です。それとは対照的に、絶対の存在として変わることがないのが阿弥陀様です。

その光に気づかせていただく道が「念仏」です。南無阿弥陀仏とお称えする時、阿弥陀様がどんな自分でも受け入れてくださることを確かめるのです。

どうぞ今宵、月を見上げる折には、仏様のはたらきを思い出していただければ幸いです。

合掌

 

・当月限定御朱印

令和7年10月限定御朱印(光明・500円)

◯片面「光明」
〈1月より阿弥陀如来にまつわる用語を揮毫しています〉
阿弥陀様の光明は私たちすべての人々を照らしてくださります。それは煌々と輝く月の光のようでもあります。
澄んだお月様が見えるこの季節、月光に仏様のお姿が重なります。
お花のモチーフはガーベラです。

 

令和7年10月限定御朱印(弥陀三尊・1000円)

◯見開き「弥陀三尊」
弥陀三尊とは阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩を指します。当山では弥陀三尊をご本尊として祀っております。
豊穣の秋、田んぼに稲穂、赤とんぼモチーフにデザインしました。

 

写経奉納限定御朱印(500円・月替わり10月)

◯写経奉納限定御朱印
運動会とイガ栗が気になる猫です。
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)

 

来寺限定御朱印(500円・月替わり10月)

◯来寺限定御朱印
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉です。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます

・晋山記念御朱印

令和7年5月11日の晋山記念の御朱印を授与します

*書置きのみ(和紙の種類はランダムです)
*100体限定です
*授与の日付は入りません

〜 瑞気集門 〜

瑞気とはめでたい気、その気がお寺に集まることを願い揮毫させていただきました。お寺という場所は多くの方の心の拠り所であり、ご縁が結ばれる場所であると思っております。この瑞気は人と人とのご縁により濃いものとなり、それが福田寺の護持発展、ご参拝いただいた方々の幸福につながるものと信じております。

 

・当年限定御朱印

令和7年限定(1000円・心如水)直書き可

水と縁の深い蛇、巳年にちなんで「心如水(心は水の如し)」と揮毫させていただきます。水は身近でありながら、供養に捧げられる「神聖」「清らか」という一面もあります。また、「水は方円の形に随う」という言葉があるように、どのような形の器にも自らを合わせ変化させます。この柔軟性も水から学ぶ心のありようかと思います。

 

令和7年限定(1200円・金運招福)金色和紙/書置きのみ

金運と福を招くと言われる蛇の縁起にちなみ、金の和紙にて授与させていただきます。

 

>「京都時宗道場御朱印巡り」

 


年間行事予定(令和7年)

・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり

・毎月第4土曜日14時~17時写経会

・1月12日…総代会

・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

・4月6日14時…花まつり(釈尊降誕会)

・5月11日…住職退任式・晋山式

・8月…棚経(盆参り)

9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)