~今月の行事~
【写経会:5月23日14時〜】
*写経会の詳細は こちらから
【掲示板】
『ゆっくり、あせらず』
新緑が気持ちの良い季節となりました。
お寺でも新年度は何かとやるべきことが多く、せわしないままにひと月が過ぎてしまいました。皆様はいかがでしょうか。新年度の始まりに気を張った方も、新生活を始めた方も、少し気が緩み心や体に疲れが現れやすい時期かと思います。このような状態は単なる疲労ではなく、「心のはたらき」として見つめるのが仏教です。
私たちの心には「こうでなければならない」「もっと良くしなければならない」という思いが常に生まれます。その思い自体は向上心でもありますが、強くなりすぎると、いつの間にか自分自身を追い込み、心の自由を失わせてしまいます。これがいわゆる「執着」の一つの姿です。
努力することは「正しい精進」という修行の一つとして説かれます。しかし、その努力が自分を追い立てる方向に傾いてしまうと、心は次第に疲弊していきます。これは正しい精進とは言えないでしょう。お釈迦さまが過酷な苦行を離れ、「中道」を説かれたのはまさにこの点にあります。極端に頑張りすぎることも、逆に怠けることもどちらも偏りであり、そのどちらにも偏らない穏やかな在り方を大切にされたのです。
そうした流れの中で大切なのが、「立ち止まる」ということです。休むことは怠けではなく、心を静かに落ち着かせるための大切な時間です。ゆっくりと呼吸し、どうぞお念仏をお称えください。阿弥陀様の光明は「地獄の炎を涼やかな風に変える」と説かれます。乱れた心も自然と和らぐことでしょう。
また、禅語に「且緩々(しゃかんかん)」という言葉があります。「まぁ、ゆっくり、あせらず」という意味です。何かと慌ただしい現代社会ですが、「急いては事をし損ずる」ということわざもあるように、冷静に一呼吸おくとかえってスムーズに物事が運ぶものです。
無理に進み続けるのではなく、ときに歩みを緩めながら進んでいくこと。その積み重ねが、長く穏やかに生きていく道につながっていくのではないでしょうか。
合掌
・当月限定御朱印
◯片面「鯉のぼり」
空を泳ぐ鯉のぼり。健やかな成長とともに、良きご縁に恵まれますように。恋する鯉が見守ります
◯見開き「炎王光仏」
令和8年は、阿弥陀仏の別号である「十二光仏」を一尊ずつ順に揮毫いたします。十二光仏とは阿弥陀如来の光明の働きを十二の徳としてあらわした尊称です。
宗祖一遍上人は、遊行の旅に携帯する最小限の持ち物を「十二道具」と定め、それぞれを阿弥陀如来の功徳になぞらえて示されました。
すなわち、日常で身近な道具を使うときにも、念仏の心、仏徳を思い起こすべしとの教えが込められています。
「南無阿弥陀仏。火変じて風と成り、化仏来迎したまふを信ずる心、これ即ち炎王光仏の徳なり。」
炎王光仏とは、燃えさかる炎さえも、やがて涼やかな風へと転じる阿弥陀如来の光をあらわす尊称です。すなわち地獄の炎のような苦しみであっても、その光にふれるとき、熱はやわらぎ、安らぎへと変えられていくのです。
十二道具の一つに当てられる帷(かたびら)は、夏に身にまとう涼やかな衣で、暑さを防ぐ働きをもっています。
念仏する時、阿弥陀仏は化仏(化身)となって私たちのもとへ現れ、苦しみを安らぎへと変ずる。その働きを信ずる心こそが、炎王光仏の徳にほかなりません。
◯写経奉納限定御朱印
「みました」の消しゴムはんこを新しくしました✨
今月の消しゴムハンコは、柏餅とちまき/鯉のぼりに隠れる猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
◯来寺限定御朱印
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉です。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
・当年限定御朱印
◯慈愛の心
慈愛とは、相手の苦しみに寄り添い、幸福や安らぎを願う心です。
この御朱印を通じて、慈愛の心が自分自身、周囲の人にも広がりますよう願っております。
◯一路疾駆
一路疾駆とは、迷うことなく一途に歩み、目標に向かって力強く進む心を表します。
この御朱印を手にする方が、自分の道を信じ、勇気をもって前へ進めますよう願っております。
金の和紙にて授与させていただきます。
>「京都時宗道場御朱印巡り」
年間行事予定(令和8年)
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月11日…総代会
・2月6日~3月16日…涅槃図公開(本堂公開日に限る)
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月6日14時…花まつり(釈尊降誕会)
・8月…棚経(盆参り)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)


































