カテゴリー: 御朱印

10月のお便り(令和6年・125号)

【10月の写経会は26日です】

*写経会の詳細は こちらから

 

【今月の掲示板】

 

一粒万倍いちりゅうまんばい

「暑さ寒さも彼岸まで」。先人の言葉通り、ようやく秋の気配が訪れました。今年、京都市は猛暑日(35℃以上)が54日、熱帯夜(夜間25℃以上)が64日を数え、最多記録を更新したそうです。いずれも3年前の数倍程ですので、本当に暑い夏でした……。

さて、今月の御朱印には稲穂とカカシの消しゴムはんこに「一粒万倍」の文字を入れさせていただきました。月替りの御朱印を初めてから4度目の10月を迎えたのですが、実は毎年稲穂の御朱印を作っています。福“田”寺ですから稲穂の実りはどうしても外せません。今後も「福実る寺」のキャッチフレーズを推していきたいと思っています。先程の「一粒万倍」と聞くと、多くの人が「一粒万倍日」を思い浮かべるのではないでしょうか。運勢がいい日として、宝くじ売り場などでも盛んにアピールされていますね。実はこの一粒万倍はもともと仏教の言葉に由来します。

『報恩経』という経典に「世間に利を求むるは、田を耕す者に先んずるはなし。一を種えて万倍す。」(世の中で利福を求めるならば、田を耕す者が一番となろう。一粒のもみを植えて万倍もの稲穂を実らせるからだ)とあり、これが一粒万倍の語源だと言われます。

「少しの元手で大きな利益を得ること」の譬えとされていますが、もう少し踏み込めば一つの種籾とは一つの善行だと考えられます。すなわち一つの善行をすることによって、万倍の利が自分に返ってくるということです。

仏教は「善因善果」「悪因悪果」を説きますので、善い行い、悪い行いは原因として、善果悪果のいずれかを生みます。中には善人が早逝したり、悪人が長寿を全うしたりと、懐疑的に思われるかもしれませんが、善悪の結果が現世で現れるか、来世で現れるかは分からないのです。ですが、いずれどのようなかたちであれ因果の報いを受けることになります。悪行をしない人間などいませんが、少しでも善行を積む努力が大切なのだと思います。そして結果を生むもう一つの要因が「縁」です。縁とは間接的な要因であり、稲でいうところの土や水、太陽などです。何事にも多くの縁が合わさって結果を生むということも忘れてはなりません。

かのメジャーリーガー大谷翔平選手は練習中や試合中にグラウンドやベンチのゴミ拾いをたびたびしています。その理由は「人が捨てた“運”を拾っている」からだそうです。人並ならぬ努力だけでなく、善行や善き縁もあの素晴らしい活躍を支えているのでしょう。

合掌  『10月 125号 一粒万倍

 

・当月限定御朱印

令和6年10月限定御朱印(秋の香・500円)

①片面「秋の香」
ようやく秋らしくなりましたね🍄
キンモクセイの香りが漂うのももうすぐでしょうか🍃

 

令和6年10月限定御朱印(一粒万倍・1000円)

②見開き「一粒万倍」
吉日として知られていますが、元々は仏教に由来し「一粒の種から万倍もの実りが得られる(一つの善行から大きな善果が得られる)」という意味があります。詳しくは今月のお便りをご覧ください🙏

 

令和6年10月限定書置き御朱印(百人一首・中納言経信・1000円)

③見開き書置き「百人一首/中納言経信」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
風に吹かれる稲穂をイメージしています。
「夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く」
【夕方になると家の前の田んぼに秋風が訪れ、稲葉が音を立てる。この芦葺の家にも秋風が吹き渡ってきたことだ。】

 

写経奉納限定御朱印(500円・月替わり10月)

④写経奉納限定御朱印

モンブランと芋掘りをする猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)

 

来寺限定御朱印(500円・月替わり10月)

⑤来寺限定御朱印

1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます

 

 

>「京都時宗道場御朱印巡り」

 


年間行事予定(令和6年)

・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり

・毎月第4土曜日14時~17時写経会

・1月14日…総代会

・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)

9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

 

令和6年限定御朱印(飛翔・1000円)直書き可

空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰りゅうとう」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。

令和6年10月の御朱印対応日

10月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。

Screenshot

8日午後

10日午前

13日午前

19日午後

21日午前

26日午後(写経中は堂内拝観不可)

【午前:9時~11時半】

【午後:1時~4時頃】

今月の写経会:26日午後2時

*対応不可の日 : なし

*書置き/預りのみ:4,6,9,11,12,15,16,22,27,29-31日

🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。

🔶ご希望があれば9月の御朱印も日付抜きで授与いたします。

🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

9月のお便り(令和6年・124号)

【9月の写経会は28日です】

*写経会の詳細は こちらから

 

【今月の掲示板】

 

『月見よもやま話』

「中秋の名月」。お月見をしてお団子を食べるというイメージがある慣習ですが、なぜ9月なのでしょうか。秋の月が美しいと言われるゆえんは、空気と月の高度だそうです。秋の空気は春夏に比べて水分量が少なく乾燥しているため、空気が澄んで月をくっきりと映し出すのです。また、年中同じ姿を見せる月ですが、高度は変わります。夏は低く、冬は高いのです。低ければ山に隠れてしまう、また地上の埃などの影響で本来の月の明るさが失われてしまいます。逆に冬は高度が高すぎて月見には不向きということから、秋が最も月が美しく見え、月見にふさわしいとされるのです。

中秋の月見はもともと中国の習慣であり、平安時代に日本に入ってきたとされます。貴族が詩歌や管絃を楽しみながら、月を鑑賞したそうです。もちろんまだ庶民にはこのような習慣は広まっていません。ちなみに、平安時代初期に成立した『竹取物語』では、かぐや姫が月を見て物思いにふけっていると、「月を眺めてばかりいるのは良くないことです」とある人がいい、それでもかぐや姫が月を眺め感傷にふけるので、竹取の翁も「月を眺めてはいけない。物思いを増すだけだ」と注意しています。のちにかぐや姫は月の住人であること、月で罪を犯し罰として人間界へ送られたことが明かされ、月へと連れ帰されました。ここでは月は穢れのない世界=あの世を表し、穢れのあるこの世と対比で描かれます。月自体が「暗黒の夜に浮かぶ」「不気味に満ち欠けがある」と考えられ、この世の外のものとして捉えられたのかもしれません。

仏教の世界では、満月は欠けるところのない円満な姿から、真如(普遍的な真理・仏の世界)の象徴とされます。お釈迦様の入滅を描く「涅槃図」にも月が必ず描かれます。月の皓々こうこうとした光は古代から変わらず人を惹きつけるのです。月の光と同様に仏様の慈悲の心は私たち一人一人に届いています。ただし天を見上げなければその光に気付くことはありません。

宗祖一遍上人は「曇りなき 空はもとより へだてねば こころぞ西に ふくる月かげ」と詠んでおられます。「雲のない晴れ渡った空のように仏法の光は隔てがない。だから誰しも心は平等に更けていく月影とともに西方極楽浄土に向かうのだ。」との意です。「死」や「死後」は誰もが不安に思うものです。だからこそ西方浄土で仏様や故人、ご先祖様に逢うことができる念仏の教えが、心強く、有難く感じられます。

合掌

 

・当月限定御朱印

令和6年9月限定御朱印(お月見・500円)

①片面「お月見」
お月様が美しい季節ですね。ススキと月見団子のハンコを押しています。

 

令和6年9月限定御朱印(曼珠沙華)

②見開き「曼珠沙華」
彼岸花の別名です。古代インドのサンスクリット語でmanjusaka の漢訳で、仏典では祝いの印として天界から赤い花が降るとされます。

 

令和6年9月限定書置き御朱印(百人一首・文屋朝康・1000円)

③見開き書置き「百人一首/文屋朝康」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
秋の野、風に吹かれるコスモスと白露をイメージしています。
「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける」
【草葉の白露に、風が吹きつけている秋の野は、紐に通していない玉が散りこぼれているようであるよ】

 

写経奉納限定御朱印(500円・月替わり9月)

④写経奉納限定御朱印

キクの花と敬老の日の猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)

 

来寺限定御朱印(500円・月替わり9月)

⑤来寺限定御朱印

1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます

 

 

>「京都時宗道場御朱印巡り」

 


年間行事予定(令和6年)

・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり

・毎月第4土曜日14時~17時写経会

・1月14日…総代会

・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)

9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

 

令和6年限定御朱印(飛翔・1000円)直書き可

空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰りゅうとう」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。

令和6年9月の御朱印対応日

9月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。

6日午前

8日午前

14日午後

18日午前

25日午後

28日午後

【午前:9時~11時半】

【午後:1時~4時頃】

今月の写経会:28日午後2時

*対応不可の日 : 21~23日

*書置き/預りのみ:3,4,11,12,15,19,20,27,30日

🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。

🔶ご希望があれば8月の御朱印も日付抜きで授与いたします。

🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

8月のお便り(令和6年・123号)

【8月の写経会はお休みさせていただきます】

*写経会の詳細は こちらから

 

【今月の掲示板】

 

『仏教の五輪』

連日、記録的な猛暑が続いていますね。京都も1、2日と39℃の予報が出ています。日中はなるべく外に出ない方がよさそうです。コロナ禍ではありませんが、おうち時間も楽しみましょう。テレビではパリオリンピックが連日放送されていますね。深夜帯が多いので寝不足ぎみの方も多いのではないでしょうか。オリンピックといえば五輪マークがシンボルで、五つの輪はヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアを表しています。

実は仏教にも「五輪」という言葉があります。宮本武蔵が著した兵法書『五輪書』は有名ですが、これは仏教の五輪が由来しています。すなわち五輪とは「地」「水」「火」「風」「空」を指し、万物を構成する五つの要素であるとされます(五大とも)。 それぞれのポイントを挙げると、

地・・・大地や固形物を指し、固定、安定感を表す

水・・・流体物を指し、変化、柔軟性を表す

火・・・エネルギーを指し、意欲、情熱、活力を表す

風・・・動きのあるもの、動力を指し、自由、広がり、成長を表す

空・・・虚空とも呼ばれ、上記の4つを生み出し、包摂する無限の空間

これらが和合しあってこの世の中が作り上げられていると考えられました。五輪は私たちの身体と心を構成するものでもあります。それぞれの特徴を知り、バランスを失わないようにすることが大切ともされます。

また、それぞれに形があり、四角形、円形、三角形、半月形、宝珠形が当てられています。この形が合わさったものはお墓(五輪塔)の形に使われたり、卒塔婆そとばの形に使われたりしています。これら五輪塔や卒塔婆ももとをただせば仏塔に起源があります。仏塔とはお釈迦様の遺骨を納める建物です。お釈迦様の亡き後も僧侶や信者が仏塔を信仰することで、仏教の教えが継承されてきました。そのようなご利益にあやかり、亡き人の追善の為に仏塔を模した卒塔婆が供えられるようになったのです。ちなみに仏塔はサンスクリット語で「ストゥーパ」で、音で漢訳される際に「そとうば」になりました。

お寺では普段何気なく見ているものにも意味が込められているものがたくさんあります。ぜひ卒塔婆の意味を知ったうえでお供えいただければと思います。

合掌

 

・当月限定御朱印

令和6年8月限定御朱印(地蔵盆・500円)

①片面「地蔵盆」
地蔵盆は京都で盛んな行事です。地域の老若男女が集い、大玉の数珠回しを行うこともあります。

 

令和6年8月限定御朱印(盂蘭盆会)

②見開き「盂蘭盆会」
盂蘭盆会はお盆の正式名称です。
ご先祖様をお迎えしご供養する大切な期間です。
消しゴムはんこは夏祭りの盆踊りをモチーフにしています。
盆踊りは時宗の宗祖一遍上人が広められた踊り念仏が派生したものとも言われます。

 

令和6年8月限定書置き御朱印(百人一首・鎌倉右大臣・1000円)

③見開き書置き「百人一首/鎌倉右大臣」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
8月15日の「終戦の日」にちなみ、「平和」をテーマとしました。
「世の中は 常にもがもな 渚こぐ 海人の小舟の 綱手かなしも」
【世の中がこの様に変わらず穏やかであってほしいものだ。波打ち際にそって漕いでいく漁師の小舟が引き綱を引いている様子がしみじみと愛おしいものだ】

 

写経奉納限定御朱印(500円・月替わり8月)

④写経奉納限定御朱印

スイカの上に乗る猫とかき氷です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)

 

来寺限定御朱印(500円・月替わり8月)

⑤来寺限定御朱印

1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます

 

 

>「京都時宗道場御朱印巡り」

 


年間行事予定(令和6年)

・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり

・毎月第4土曜日14時~17時写経会

・1月14日…総代会

・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)

9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

 

令和6年限定御朱印(飛翔・1000円)直書き可

空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰りゅうとう」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。

令和6年8月の御朱印対応日

8月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。

4日午前

19日午前

25日午後

26日午前

今月の写経会は休み

【午前:9時~11時半】

【午後:1時~4時頃】

*対応不可の日 : 10〜15日

*書置き/預りのみ:2,5,20,27,28,29日

🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。

🔶ご希望があれば7月の御朱印も日付抜きで授与いたします。

🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

令和6年7月の御朱印対応日

  • 7月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。

2日午前

6日午後

7日午前

9日午後

13日午後

15日午前

20日午後

27日午後/2時より写経会のため本堂内拝観不可

【午前:9時~11時半】

【午後:1時~4時頃】

*対応不可の日 : なし

*書置き/預りのみ:4,11,12,19,22-24,29,31日

🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。

🔶ご希望があれば6月の御朱印も日付抜きで授与いたします。

🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

7月のお便り(令和6年・122号)

【7月の写経会は27日2時より行います】

*写経会の詳細は こちらから

 

【今月の掲示板】

 

『仏教と宇宙』

近畿地方は梅雨入りが平年より15日程遅くなり、6月末になりようやく梅雨らしくなったように思います。今年の七夕、天の川は見られるのでしょうか。

今回は宇宙と仏教について触れたいと思います。まず、「天の川」と呼ばれるのは地球(太陽系)が属する天の川銀河(銀河系)の一部です。この天の川銀河には太陽と同様の恒星が2000億個あるとされます。また天の川銀河以外にも宇宙には銀河が2兆個存在するとの研究があります。この銀河が数十個から数千個集まったものを銀河団とも呼ぶそうです。星の数は単純計算でも2000億×2兆個……。想像を絶する数になりますね。

実は仏教にも宇宙観があり、なんと前述の銀河と似ている構造があります。まず、私たちが住むのは須弥山しゅみせんを中心とした世界とされます。この須弥山世界が「一小世界」であり、これが1000集まれば「小千世界」、「小千世界」が1000集まれば「中千世界」、さらにこれが1000集まれば「大千世界」です。そしてこれを総じて「三千大千世界」とし、ひとりのブッダが教えを説く一仏国土とされました。経典にはブッダは一人ではなく数多く登場します。どうでしょう、太陽系→銀河→銀河団という構造と似ていませんか。

須弥山は高さ56万キロの山で、四天王や帝釈天が住まう世界とされます。この須弥山の東西南北に海に浮かぶ4つの大陸があります。そのうちの南の閻浮提えんぶだいが私たち人間の住む世界で、地下には地獄界が広がっています。須弥山と四大陸は円筒形の「金輪こんりん」(高さ約256万キロ)という土台の上にあり、さらにその下には「水輪」(高さ約640万キロ)、「風輪」(高さ約1280万キロ)が須弥山世界を支えています。ちなみに「金輪際こんりんざい」という言葉は、金輪の最下部で水輪と接するところを指すので、転じて「最後の最後、行きつくところ」という使い方がされるようになりました。

さて、私たちの御本尊である阿弥陀様も「六十万億那由他恒河沙由旬まんおくなゆたごうがしゃゆじゅん」(眉間の白毫の渦だけで須弥山の5倍!)という桁外れの身長をされています。そしてその身から全宇宙を包みこむ光を放ち、この光明に照らされる人々を必ず救い取ってくださるのです。

迷ったとき、悩んだとき、苦しいときは、空を見上げ、月を眺め、途方もない大きな光明に包まれていることを確かめましょう。一人ひとり、確実に照らされているのですから。

合掌

 

・当月限定御朱印

令和6年7月限定御朱印(星河・500円)

①片面「星河せいが
星河は天の川の別名です。今年も庭に笹飾りを出していますので、どうぞ短冊に願い事を書いて結んでください。

 

令和6年7月限定御朱印(涼風一陣

②見開き「涼風一陣」
涼やかな風が吹き抜けることをいう言葉です。金魚と朝顔の涼しげなデザインにしました。
今月の隠し文字はこの季節につぶやく一言です…

 

令和6年6月限定書置き御朱印(百人一首・藤原義孝・1000円)

③見開き書置き「百人一首/藤原義孝」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
恋の歌と七夕をかけてイメージしました。
「君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな」
【あなたに逢うためならば命さえ惜しくないと思っていたが、逢瀬を遂げた今は(あなたのために)命長らえたいと思うようになりました】

 

写経奉納限定御朱印(500円・月替わり7月

④写経奉納限定御朱印

アイスを食べたい猫と祇園祭の鉾とちまきです😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)

 

来寺限定御朱印(500円・月替わり7 月

⑤来寺限定御朱印

1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます

 

 

>「京都時宗道場御朱印巡り」

 


年間行事予定(令和6年)

・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり

・毎月第4土曜日14時~17時写経会

・1月14日…総代会

・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)

9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

 

令和6年限定御朱印(飛翔・1000円)直書き可

空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰りゅうとう」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。

6月のお便り(令和6年・121号)

【6月の写経会は22日2時より行います。】

*写経会の詳細は こちらから

 

【今月の掲示板】

 

『雨余香(うよかんばし)』

今年も梅雨の時期になりました。皆様、雨は好きでしょうか。日本気象協会のアンケートを見てみると、梅雨が「嫌い」は75%、「どちらでもない」が 19%、そして「好き」が6%ということでした。雨と梅雨では少し意味合いが変わりますが、やはりこの時期の雨は蒸し暑さが際立つので嫌いな方が多いようです。多くの人がイライラしがちになる時期ということになりますので、そのような時はお寺にお参りいただき、心を静められるのはいかがでしょうか。雨音に耳を傾け、普段とは違った堂宇や草木の色合いを味わう。日常の喧騒を離れた時間を過ごせることかと思います。

今月の御朱印には「青しぐれ」「雨余香(うよかんばし)」という言葉を書かせていただきました。「青しぐれ(青時雨)」は木々の青葉から垂れる水滴を時雨に見立てた様子をいい、「雨余香」とは雨あがりに木々が芳しく、美しい様子をいいます。どちらも夏の雨の風情を感じさせる素敵な言葉ではないでしょうか。

時宗の季刊誌『遊行』224号に“ドクターミネ”こと峯﨑賢亮先生の「匂いと記憶」についての法話が載っていました。人間の嗅神経は他の脳神経と違い、記憶をつかさどる海馬に直接働きかけるため、匂いと記憶は連動しやすい、つまり、匂いによって記憶がよみがえることがあると書かれていました。ふと香りを嗅いだ瞬間に記憶がよぎったり、懐かしい気持ちになったりするのも、なるほど根拠があるのだなと勉強になりました。

お寺の匂いもお香が染みついた独特の香りがするのではないでしょうか。お檀家さんとお話ししていると、やはり子供の頃によくお参りに来られた方は、お寺の匂いで懐かしい気持ちになるとおっしゃります。おじいちゃん、おばあちゃんに連れてきてもらって、ご先祖さんの話をしてくれて……と何十年も前の事でも思い出すそうです。お墓参りはぜひ節目節目でご家族そろってお越しいただき、ご先祖様の「記憶」をぜひ繋いでいただければと思います。

 

・当月限定御朱印

令和6年6月限定御朱印(青しぐれ・500円)

①片面「青しぐれ」
木々の青葉から垂れる水滴を時雨に見立てた様子をいいます。漢字では青時雨と書きますが、柔らかい雰囲気を出したかったので平仮名にしました。
お花は庭のクチナシ、アジサイがモチーフです。

 

令和6年6月限定御朱印(雨余香・1000円)

②見開き「雨余香(うよかんばし)」
雨あがりに木々が芳しく、美しい様子をいいます。これから蒸し暑くなる梅雨の時期ですが、雨の余韻を楽しみたいものです。
今月も御朱印に隠し彫りがあります。

 

令和6年6月限定書置き御朱印(百人一首・従二位家隆・1000円)

③見開き書置き「百人一首/従二位家隆」
百人一首をモチーフにした和歌御朱印です。
6月30日の夏越し祓(はらえ)の茅の輪と蛍をイメージしました。
「風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける」
【風がそよそよと楢(なら)の木の葉をゆらしている。ならの小川(御手洗川)の夕暮れは秋の気配であるが、夏越の祓のみそぎの儀式が夏の証しであるのだなぁ】
(旧暦の6月30日は8月上旬に当たります)

 

写経奉納限定御朱印(500円・月替わり6月

葉っぱで雨宿りする猫がモチーフです😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)

 

来寺限定御朱印(500円・月替わり6 月

1月から新たに授与させていただきます✨
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉で知られています。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます

 

 

>「京都時宗道場御朱印巡り」

 


年間行事予定(令和6年)

・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり

・毎月第4土曜日14時~17時写経会

・1月14日…総代会

・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

・4月8日…花まつり(釈尊降誕会・法要は1時より)

9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)

 

令和6年限定御朱印(飛翔・1000円)直書き可

空を自由に飛翔する龍にあやかり、飛翔の一年となることを願い授与いたします。
右下のハンコは「辰」の漢字をイメージしています。

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

令和6年限定御朱印・書置きのみ(龍騰・1000円)

朱色と緑色は書き置き限定の御朱印で「龍騰りゅうとう」と揮毫させていただきました。
騰は高く上がる、盛んで勢いがある様を意味します。

令和6年6月の御朱印対応日

6月の御朱印直書き日・本堂拝観可能日をお知らせします。

6日午前

8日午後

9日午後

15日午後

19日午前

22日午後/2時より写経会のため本堂内拝観不可

24日午前

【午前:9時~11時半】

【午後:1時~4時頃】

*対応不可の日 : なし

*書置き/預りのみ:2,3,4,11,13,14,16,20,21,27日

🔶その他の空白の日はメッセージ、電話、メールなどでご予約いただくか、タイミングが合えば直書きさせていただきます(書き置きはいつでもあります)。

🔶ご希望があれば5月の御朱印も日付抜きで授与いたします。

🔶お預かりでの後日お渡し、レターパック等持参での郵送も可能です。お預かりとお返しは9時~17時で基本的に毎日受け付けておりますのでご活用ください。お預けの際はなるべく事前に申し込み用紙かメモなどを付けていただけると有り難いです(お隣の荘厳寺様との同時受付も可能です)

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。

また郵送対応も引き続き行います。

🔶急務により対応日の変更もございますので、ご了承ください。