令和7年1月1日付で福田寺45世住職の任を拝命いたしました。
当山の護持興隆に尽力いたしますので 今後とも宜しくお願い申し上げます。
新住職 髙垣浩然 拝
令和7年1月1日付で福田寺45世住職の任を拝命いたしました。
当山の護持興隆に尽力いたしますので 今後とも宜しくお願い申し上げます。
新住職 髙垣浩然 拝
*写経会の詳細は こちらから
【今月の掲示板】
あけましておめでとうございます。
新春のお慶びを申し上げますとともに、皆様にとって佳き年となりますようお祈り申し上げます。
本年は巳年ですが、蛇にはどんなイメージをお持ちでしょうか。「怖い」「気持ち悪い」などマイナスのイメージがある方もおられると思いますが、一方で「神の使い」「金運招福」というようなプラスのイメージもあるようです。
仏教では煩悩の一つである瞋恚(怒り、憎しみ)を表す動物として蛇が使われます。また弁財天という仏様はもともとインドのサラスヴァティーという水神でしたが、仏教に取り込まれ、さらに日本的な変容の中で、その化身は蛇とされました(神仏習合で蛇神である宇賀神と一体とされることもありました)。蛇が水辺を好むことや、くねくねした姿が川を連想させる等、「水」を共通として融合されたと考えられます。生物学者・民俗学者の南方熊楠によると、日本では蛇はもともと水辺を住処とすることから水の主、ミヅチと呼ばれ、巳をミと読むのもこれに由来するようです。
「心如水(心は水の如し)」という言葉があります。水は身近でありながら、供養に捧げられる「神聖」「清らか」という一面もあります。私たちの心は貪りや怒り、我欲など煩悩が多く現れますが、もとより清らかであり、波紋はたってもまた元通りになるはずなのです。
また、「水は方円の形に随う」という言葉があるように、どのような形の器にも自らを合わせ変化させます。これが硬い氷ならば、器に合わせることはできません。この柔軟性も水から学ぶ心のありようかと思います。
実(ミ)のある一年になるよう精進したいと思います。
合掌
◯片面「大慈」
1月から1年間阿弥陀仏にまつわる用語を揮毫します。
大慈とは、大いなる慈悲のことであり阿弥陀如来が全ての衆生を救わんとする慈しみです。
◯見開き「弥陀三尊」
弥陀三尊とは阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩を指します。
当山では弥陀三尊をご本尊として祀っております。
左面は1月の和風月名「睦月(むつき)」を書き入れています。正月に親族が集まり睦ぶ(親しくする)の意です。
◯写経奉納限定御朱印
蛇の土鈴とみかんを頭にのせるネコです。
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
◯来寺限定御朱印
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉です。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
水と縁の深い蛇、巳年にちなんで「心如水(心は水の如し)」と揮毫させていただきます。水は身近でありながら、供養に捧げられる「神聖」「清らか」という一面もあります。また、「水は方円の形に随う」という言葉があるように、どのような形の器にも自らを合わせ変化させます。この柔軟性も水から学ぶ心のありようかと思います。
金運と福を招くと言われる蛇の縁起にちなみ、金の和紙にて授与させていただきます。
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月12日…総代会
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月8日…花まつり(釈尊降誕会)
・8月…棚経(盆参り)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)