~今月の行事~
【写経会:8月はお休みさせていただきます。次回は9月26日(土)を予定しています。】
*写経会の詳細は こちらから
【掲示板】
『 四住期--今の役割 』
先月28日の熊本地震により甚大なる被害が出ています。犠牲となった方々のご冥福をお祈りいたします。大切な方を亡くされた方々、また被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
日本において震災・災害は、いやおうなくやってきます。「当たり前」であった日常は、一瞬にして当たり前ではなくなります。
私自身の個人的な話しになりますが、現在、一人娘はまだ3歳、元気に育っています。両親もまだ健在です。住職としての務めにも前向きに取り組むことができています。
ふと、「この日々がずっと続けばいいのに」と思うことがあります。
もちろん、現実にはそうはいきません。子どもは成長し、進学や思春期の悩みも出てくるでしょう、親は年を重ね、私自身もいつまでも若いままではいられません。今ある環境は、少しずつ、しかし確実に変わっていきます。まさに「諸行無常」の真理です。
お釈迦さまの時代のインドには、「四住期(しじゅうき)」という人生観がありました。人生を、おおよそ4つの時期に分けて考えます。
最初は学問や人格を養う「学生期」。
次に、家庭を築き、社会のために働く「家住期」。
その後、社会的な役割を後進に譲りながら、自己研鑽をする「林住期」。
そして最後に、研鑽で得られたものを他者に還元する「遊行期」です。
当然、現代では人生はもっと多様であり、この区分に当てはめる必要はありません。
しかし、どの時代であっても、一つ言えることがあります。人生には、それぞれの時期に与えられた役割があるということです。親や周囲に育てられる時期があり、人を育てる時期があり、支えられる側から支える側へ、そして受け継ぐ側から託す側へと、私たちの立場は移り変わっていきます。自分の役割を探すことも人生の醍醐味。そして、その役割も移ろいゆくのが常です。
「当たり前」は、決して当たり前ではありません。
目を覚まし、日中に活動し、夜眠れること。周りに大切な人がいること。その一つひとつが、いつまでも続くとは限らない尊いものです。
お盆は、ご先祖さまを偲ぶ季節です。今、私たちがここにいるのも、多くの命が受け継がれてきたからです。過去から受け取った命を大切にし、今という時間を精いっぱい生き、次の世代へよりよい環境を残していく。それが、ご先祖さまへの報恩、供養となりましょう。
「当たり前」に思える今日に感謝し、この時だからこそ果たせる役割を大切に、一日一日歩んでまいりたいものです。
合掌
・当月限定御朱印
◯片面「盛夏」
「せいか」の季節です。ハンコは暑さに焦げる「いか」とハイビスカスです🌺
◯見開き「智慧光仏」
令和8年は、阿弥陀仏の別号である「十二光仏」を一尊ずつ順に揮毫いたします。十二光仏とは阿弥陀如来の光明の働きを十二の徳としてあらわした尊称です。
宗祖一遍上人は、遊行の旅に携行する最小限の持ち物を「十二道具」と定め、それぞれを阿弥陀如来の功徳になぞらえて示されました。すなわち、日常で身近な道具を使うときにも、念仏の心、仏徳を思い起こすべしとの教えが込められています。
「南無阿弥陀仏。行住坐臥、念念に臨終を信ずる心、これ即ち智慧光仏の徳なり。」
智慧光仏とは、迷いを照らし、真実へと導く阿弥陀如来の智慧の光をあらわすお名前です。その智慧とは、多くの知識を得ることではなく、この命がいつか終わりを迎えることを見つめ、その一瞬一瞬を大切に生きる心であります。
十二道具の一つに当てられる紙衣(かみこ)は、紙で作られた質素な衣です。丈夫な衣ではなく、破れやすい紙の衣をまとう姿は、この身が永遠ではなく、無常であることを忘れない教えを示しています。
歩くときも、立つときも、座るときも、眠るときも、いつ人生の終わりを迎えても悔いのないように生きる。その智慧を与えてくださるのが阿弥陀如来の光です。
日々を大切に生き、念仏とともに歩む心。それこそが、智慧光仏の徳にほかなりません。
◯写経奉納限定御朱印
今月の消しゴムハンコは、大文字焼き/扇風機で涼む猫です😸
お写経を納め、阿弥陀様から「みました」の証を頂いてください。(ホームページから写経用紙も印刷できます)
◯来寺限定御朱印
「ようおまいり」は関西ではお参りした方にお掛けする言葉です。
*授与は直接ご参拝の方に限らせていただきます
・当年限定御朱印
◯慈愛の心
慈愛とは、相手の苦しみに寄り添い、幸福や安らぎを願う心です。
この御朱印を通じて、慈愛の心が自分自身、周囲の人にも広がりますよう願っております。
◯一路疾駆
一路疾駆とは、迷うことなく一途に歩み、目標に向かって力強く進む心を表します。
この御朱印を手にする方が、自分の道を信じ、勇気をもって前へ進めますよう願っております。
金の和紙にて授与させていただきます。
>「京都時宗道場御朱印巡り」
年間行事予定(令和8年)
・通年…京都時宗寺院御朱印めぐり
・毎月第4土曜日14時~17時…写経会
・1月11日…総代会
・2月6日~3月16日…涅槃図公開(本堂公開日に限る)
・3月22日14時…春季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)
・4月6日14時…花まつり(釈尊降誕会)
・8月…棚経(盆参り)
・9月22日14時…秋季彼岸施餓鬼法要(加薬ご飯弁当のお振舞いをします)







